居住者様専用フォーム

このHPをご覧になっている方の中には、過去に理事(長)のご経験がある方もいらっしゃると思います。
これまでに、「ウチの管理会社はよい管理会社なのだろうか?」と自問されたことはありませんか?

     「余分な費用を取られたり、不要な工事をさせられていないだろうか」
     「お金は間違いのない運用をされているだろうか」
     「管理組合の無知に付け込まれて利用されていないだろうか」

・・・と考えたことはありませんか?
きっとあると思います。


管理会社は一般的に「近いようで遠い存在」です。
接点は担当者と管理人程度で、普通に生活している限り管理会社の顔は見えてきません。
トラブルや事故があって初めて管理会社の対応を知るということは稀ではありません。
つまり、管理会社の良し悪しは実際に付き合ってみないと分からない点が多く、事前の判断がとても難しいのです。
そして実際にどんな管理が行われているのか、
適切なのか適当なのか、正確なのか杜撰なのか、安かろう悪かろうなのか、はたまた高かろう悪かろうなのか、については判断がさらに難しくなります。

それでは、できる限り正確な情報を集め、悔いのない管理会社を選択するには、どんなことに気をつければいいのでしょう?

オフィスに出向いてみる

実際に管理会社のオフィスに足を運ぶことをお薦めします。
注目するのはビルや設備が立派なものかどうかというハード面ではなく、社員の仕事振りや人柄、表情、電話の受け答え、接客マナー、清潔感などのソフト面です。
こういう「地」の部分は会社案内やホームページでは見えてきません。
できれば社長(or役職者)に会って話しをし、マンション管理の方針等を直接確認するとよいでしょう。話しをしたがらない・会ってくれないのならば、その程度の会社と思いましょう。

対応スピードが速い

あらゆる要望に素早く、誠意ある対応をするかどうかでその管理会社の質が垣間見えます。
試しに些細な問い合わせをしてみて、どのような対応をするかテストするのもよいでしょう。

管理会社の事務所が近い

管理会社を訪れることは日常生活上あまりないかもしれませんが、近くにあると安心できるものです。
ちょっとした相談をしたいときに気軽に立ち寄れる距離にいるというだけで、ずいぶん精神的にラクになれます。
(管理会社が各種書類を直接届けてくれるので、組合の郵送費用が節約できるという隠れたメリットもあります。)

クチコミの情報を集める

検討中の管理会社が管理している物件に知人が住んでいればそれに越したことはないですが、そうでない場合は自分で探してみましょう。面倒でも実際に動いてみることです。
マンションのエントランスにはたいてい掲示板があり、その周辺には管理会社名を記した掲示物かサインがあるものです。そこで管理会社を確かめ、(ちょっと勇気が要りますが)住人さんに声を掛けて評判を聞いてみることです。
事情を説明すれば怪しがられることはありませんし、案外率直な意見を聞かせてくれるものです。
複数の住人にヒアリングできればより確実でしょう。

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※ インターネット上の掲示板を活用する手もあります。手っ取り早く情報は集まりますが、無責任な発言も少なくなく、玉石混交でどこまで本当か判断が難しいです。インターネットは便利ですが、生きた情報を集めるならば足を使うことをお薦めします。

よい管理会社を見つけるには王道も近道もありません。
ご紹介した「選び方」は当たり前すぎることですが、ほとんどの方が行わないのも事実です。
ほんの少し努力するだけで多くの情報は集まりますし、管理会社の良し悪しの判断力は身につくものです。

こんな管理会社には要注意!!

異常に見積もりがやすい

管理会社を訪れることは日常生活上あまりないかもしれませんが、近くにあると安心できるものです。
ちょっとした相談をしたいときに気軽に立ち寄れる距離にいるというだけで、ずいぶん精神的にラクになれます。
(管理会社が各種書類を直接届けてくれるので、組合の郵送費用が節約できるという隠れたメリットもあります。)

 

担当者がよく替わる

管理会社の中には、人の出入りが激しい所もあります。
「担当者がコロコロ替わる=マンション住人の迷惑」となります。
十分な引継ぎがされないパターンも多いので、数ヶ月ほど混乱が続くというケースも珍しくありません。
離職率の高い会社は社員のモラルも低いので、管理の質もあまり期待できないでしょう。

 

報告・回答がない(or遅い)、コミュニケーション不在で事なかれ主義

信じられない話しですが、「総会や理事会でヘタに喋ると会社の不利になるから、とにかく黙っていなさい」と社員に指示をする管理会社が存在します。たとえ管理組合から吊るしあげられても貝のように口を閉ざすようでは正常なコミュニケーションはとれません。当然ながら住人と管理会社が疑心暗鬼になり、互いの懐を探りあう悲しい関係へと発展してしまいます。
総会や理事会で納得行く説明・報告もなく、住人の質問から逃げ、責任者が出席しないような管理会社ですと、もはや末期症状です。