2002 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 2004


読書・エッセイ

雑読系
坪内祐三

四六判 352頁

定価2100円 (本体2000円)
ISBN4-7949-6559-1 C0095
「雑読」って? ただ、雑、にんでいく読書なのだ。様々な人が織りなす本の世界に身を投じ、出口なき迷路をさ迷っていく。そんな読書術の持ち主であり、当代一の読み手が、ブラドキーの下関マグロのスタイナーの山田稔のソンタグの杉浦茂のカーヴァーの……それぞれの宇宙にいざなってくれるのである。


サイエンス・エッセイ

鉄腕アトムは電気羊の夢を見るか?
布施英利

四六判 208頁

定価1680円(本体1600円)
ISBN4-7949-6562-1 C0095
誕生して50年、いまだに幅広い年齢層にファンをもつ「鉄腕アトム」。この鉄腕アトムを軸に、ロボット工学などの現代科学、現代文明、身体、生命倫理などの問題について考察するサイエンス・エッセイ。鉄腕アトムに描かれたロボット像は、どこまで実現されたのか? アイボ、アシモの開発者をはじめとする最先端の技術者たちの声をもとに検証。


骨董

貧好きの骨董
尾久彰三
四六判 256頁
定価2625円(本体2500円)
ISBN4-7949- 6565-6 C0072

お待ちかね、尾久さんの骨董エッセイ第三弾。今回は民具や仏画、壺屋焼、秀衡椀など、どちらかというと地味なもの多く紹介。しかし誰もが欲しがらないところがミソで、まだまだ買えるモノばかり。それが見方次第で、びっくりするほどモダンなものに生まれ変わる。モノの来歴から、モノとの縁、飾り方など、不景気の時代を楽しく彩る骨董術公開。