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この本に次のようなエピソード がでてくる。
著者の稲葉氏がある特殊法人の 職員としてポーランドに赴任した さいのこと。途中たちよったロン ドンで業務に必要な本を購入しよ うとしたら、「乗り継ぎ地で用務 をおこなうことは認められないか ら、着任後あらためて出張してく れ」と言われたという。
著者はこのお役人の病理を「法 規・前例依存症」と名付ける。
それ以外にもショッキングな病 名が続々でてくる。組織内癒着症 。虚言・粉飾・隠匿癖。特権意識 コンプレックス。責任感欠乏症。 臆病風邪。などなど。
これらの病を放置すれば、いず れは大増税時代がやってくる。こ の壮大な浪費のツケは国民にまわ ってくるのである。
長年、霞ケ関の中枢で行政改革 にたずさわり、お役人の生態を知 りつくした著者が、その病理を明 快に分析し、克服のために類書に はない提言をおこなう。
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