はじめに 10歳の女の子が医学会の常識に挑戦し、11歳の女の子は惑星の名付け親になった。海にすんでいためずらしい怪物の化石を発見したのは12歳の女の子だったし、テレビを発明したのは14歳の男の子だ。 科学の発展に貢献し、社会に大きな影響を与えた子どもたちはたくさんいる。その子たちは賢かった? もちろん。しかも、創造的? その通り。でも、知性や創造性よりはるかにだいじなふたつの共通点があった。それは、自分自身を信じていたことと、一生懸命に取り組んだということ。アメリカの偉大な発明家、トーマス・エジソンもいっている。「天才とは1パーセントのひらめきと、99パーセントの努力の結果である」と。 エジソンは天才のことを特別で不思議な能力の持ち主だとは思っていなかった。天才とは、地道な努力を重ねることのできる人だと思っていた。それもそのはず、エジソン自身、たった1個の電球を完成させるために、1000種類ものフィラメントを試してみたのだから。何度も何度も失敗をくりかえしながら。エジソンはいつか必ず成功すると信じていた。そしてその結果は、火を見るよりあきらかだ。いまあなたがこの本を読むために使っている電球がなによりの証拠だ! これから紹介するのは、エジソンとおなじように努力をつづけ、最後にはやりとげた子どもたちだ。ここに登場する男の子も女の子も、すばらしいアイデアを思いつき、それを実現するために一生懸命に取り組んだ人たちばかりだ。あなたにも、なにかすばらしいアイデアはないかな?
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