| 平和と平等をあきらめない |
| 高橋哲哉・斎藤貴男 一四七〇円 |
| 現在、「強者の論理」がまかり通っている。 人が人を見下すことが日常化しなければ、戦争はできない。不平等が拡大した階層社会と、自国を疑わない愛国心が整ったとき、戦争は遠くないだろう。 自衛隊がイラクに派遣され、憲法改正が迫る現状をどう見るか。「平和と平等」の理想はどこへ行ってしまうのか。 哲学者とジャーナリストの渾身対論。 |
| 「心」と戦争 |
| 高橋哲哉 一四七〇円 |
| この国では「戦争ができる国づくり」への動きが強まっている。しかし、いくら法律を完備しても戦争はできない。それをになう国民の「心」が求められている。教育基本法「改正」、道徳副教材『心のノート』の全小中学生への配布、有事法制など、平和憲法離れが加速するこの時代の根底にあるものを思想的に分析し、どのように生きるかを問う注目の書。 |
| 軟弱者の言い分 |
| 小谷野敦 一六八〇円 |
| 体が丈夫な奴なんか友達に持ちたくない! 軟弱者で何が悪い。キラリと光る文章でチクリと刺す、言いたい放題の痛快エッセイ集。自分さがしの胡散臭さ、いじめられっ子の怨み、ベストセラー小説に疑問を呈する、などなど。強者仕様の世の掟に物申す、軟弱ヒーローここに誕生。 |
| 映画の構造分析 |
| 内田樹 一六八〇円 |
| 『エイリアン』の裏に隠されたフェミニズム的メッセージとは?『大脱走』の底にある「父殺し」のドラマとは?『「おじさん」的思考』で成熟した大人の思考の真髄をみせた著者が、ハリウッド名画の物語分析を通じて、現代思想のエッセンスを伝える知的エンターテインメント。一粒で二度おいしい、現代思想の入門テキストともなる映画エッセイ。 |
| 戦争と建築 |
| 五十嵐太郎 二四一五円 |
| 近代的高層ビルが崩壊した9.11は建築界でも大事件だった。連鎖するテロと戦争に建築は対抗出来るのか。その答えを求め、根源的な戦争と建築の関係を見つめ直す。古代ローマの要塞都市。第二次大戦時の建物偽装例。ハイテク都市防犯事情。NYグランドゼロ跡地開発。人智が凝縮した建築・都市から今何を学ぶべきか。気鋭の建築批評家による文明批評的都市論。 |
| 新教養主義宣言 |
| 山形浩生 一八九〇円 |
| どうせドン詰まりで打つ手なしの二ッポンなら、もっとアクロバチックでクレイジーな提案をしていこう。選挙権の売買、消費税の連続的引き上げ等々、21世紀の日本社会へ向けた、一見暴論だけど実はまじめで巧妙な提案の数々。いま望まれる新しい知の集積。 |
| 絶望論──〈知〉と物欲の不良債権処理 |
| 清田友則 二五二〇円 |
| 「終わりなき世界」で永遠に満たされない欲望を抱えて生きる我々が、よき生をまっとうするために残された選択肢こそ〈絶望〉である。フロイト=ラカンの精神分析理論、現代思想の知見を使い、グローバリズム、テロリズムにまみれ爛熟する資本主義世界の欲望構造を分析する長編文化政治評論。思想界における「堕落論」ともいうべき問題提起の書。 |
| 世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい |
| 森達也 一七八五円 |
| 日本はオウムで、世界は9・11でむき出しになった。メディアは「右へならえ」的な思考停止状態に陥り、市民は他者への想像力を衰退させる。この思考停止の輪に対抗するためにできることは何か?気鋭のドキュメンタリー作家によるノンフィクション・エッセイ。 |
| バリバリのハト派 |
| 荷宮和子 一六八〇円 |
| 「平和・自由・平等」の精神がゆらいでいる今「女子供文化」の見直しが求められている。『ベルサイユのばら』などの少女マンガ、手塚マンガ、宝塚の作品から平和・自由・平等を尊ぶ女子供文化のエッセンスをくみ取り、返す刀でイラク派遣、憲法改正論議などの危うい社会情勢を斬ってとる痛快反戦エッセイ。女子供文化の復興が日本を救う! |
| なぜアメリカはこんなに戦争をするのか |
| C・ダグラス・ラミス 一四七〇円 |
| 9・11のテロからアメリカが変わった。アフガン戦争からイラク戦争へと、次から次へと戦争をするアメリカ。そして、そのアメリカにどこまでもついていこうとしている日本。新しいアメリカの帝国主義とは? 沖縄の米軍基地とは? 日米新ガイドラインとは? 有事法制とは? 憲法第九条はどうなるのか? さまざまの疑問にこたえる最新論集。 |