| 世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい |
| 森達也 一七八五円 |
| 日本はオウムで、世界は9・11でむき出しになった。メディアは「右へならえ」的な思考停止状態に陥り、市民は他者への想像力を衰退させる。この思考停止の輪に対抗するためにできることは何か?気鋭のドキュメンタリー作家によるノンフィクション・エッセイ。 |
| サウス・トゥ・サウス |
| 与那原恵 一六八〇円 |
| 新宿にあった老舗沖縄料理店の名物おばちゃんとの最後の交流を描く「壷屋のおばちゃん」、ヒッピーのコミューンの40年後を訪ねる諏訪之瀬島への旅「海がむすぶもの」、子供の頃から家に居つかない性分だったその理由「私に家はいらない」など、かすかにつながる血縁・地縁をたどりつつ綴る、かけがえのなさと愛おしさに彩られた珠玉のエッセイ集。 |
| 平和と平等をあきらめない |
| 高橋哲哉・斎藤貴男 一四七〇円 |
| 現在、「強者の論理」がまかり通っている。 人が人を見下すことが日常化しなければ、戦争はできない。不平等が拡大した階層社会と、自国を疑わない愛国心が整ったとき、戦争は遠くないだろう。 自衛隊がイラクに派遣され、憲法改正が迫る現状をどう見るか。「平和と平等」の理想はどこへ行ってしまうのか。 哲学者とジャーナリストの渾身対論。 |
| 「心」と戦争 |
| 高橋哲哉 一四七〇円 |
| この国では「戦争ができる国づくり」への動きが強まっている。しかし、いくら法律を完備しても戦争はできない。それをになう国民の「心」が求められている。教育基本法「改正」、道徳副教材『心のノート』の全小中学生への配布、有事法制など、平和憲法離れが加速するこの時代の根底にあるものを思想的に分析し、どのように生きるかを問う注目の書。 |
| バリバリのハト派 |
| 荷宮和子 一六八〇円 |
| 「平和・自由・平等」の精神がゆらいでいる今「女子供文化」の見直しが求められている。『ベルサイユのばら』などの少女マンガ、手塚マンガ、宝塚の作品から平和・自由・平等を尊ぶ女子供文化のエッセンスをくみ取り、返す刀でイラク派遣、憲法改正論議などの危うい社会情勢を斬ってとる痛快反戦エッセイ。女子供文化の復興が日本を救う! |
| 憲法と戦争 |
| C・ダグラス・ラミス 一八九〇円 |
| 憲法第九条は死んだか? 交戦権とはどんな権利か? 国家はなぜ戦争をするのか? 日米ガイドラインは何を目指しているのか? ――憲法と戦争をめぐるさまざまな問題を根源から問い直し、これからの「日本国憲法」を考えるために大きな示唆を与える本。 |
| なぜアメリカはこんなに戦争をするのか |
| C・ダグラス・ラミス 一四七〇円 |
| 9・11のテロからアメリカが変わった。アフガン戦争からイラク戦争へと、次から次へと戦争をするアメリカ。そして、そのアメリカにどこまでもついていこうとしている日本。新しいアメリカの帝国主義とは? 沖縄の米軍基地とは? 日米新ガイドラインとは? 有事法制とは? 憲法第九条はどうなるのか? さまざまの疑問にこたえる最新論集。 |
| 安住しない私たちの文化 |
| 姜信子 二七三〇円 |
| 戦前の日本の大衆歌謡「天然の美」が、中央アジアで流浪した高麗人によって歌い継がれていた――。歌・映画・ヒーロー……大衆文化は旅をする。国家や民族という枠組みからはじかれた人々の声と記憶を追って見えてきた、想像しない考えない私たちが世界のなかで変わるための近代史。 |
| アフガニスタンの風 |
| ドリス・レッシング 加地永都子訳 一九九五円 |
| ソ連軍のアフガニスタン侵攻から7年目の1986年、イギリス人女性作家がパキスタン国境の町を訪ね、兵士、難民、女性たちの声を聞き取った。多種多様な民族が集まった独立自尊の民。超大国の圧倒的武力を前にしたとき、この国に何が起きたのか。なぜ戦火はやまないのか。人類をとらえつづける戦争という病を考えるための重要な報告、思索行。 |
| チェルノブイリ いのちの記録 |
| 菅谷昭 一九九五円 |
| 世界中を震撼させたチェルノブイリ原発事故は、近隣ベラルーシの子どもたちに甲状腺ガンという被害をもたらした。そんな放射能に汚染された現地にひとり飛びこんだ日本人医師がいた。手術指導、集団検診、現地若手医師の育成、子どもたちとの交流……あらゆる面から援助を考え実践した菅谷医師が5年半にわたる活動をつぶさに記録した「いのちの日記」。 |