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ここはイギリスはウェールズの石づくりの小さな町ヘイ・オン・ワイ。住民はたった一五○○人だが、古本屋が40軒もある知る人ぞ知る「愛書家の聖地」。古書マニアの作家ポール・コリンズが、サンフランシスコを離れ、家族とともに移り住んだ。16世紀に建てられた本屋の上階のアパートを借り、町の古城主で、世界最大の古書倉庫をもつ自称「ヘイの王」ブースのもとで書籍整理の仕事につく。ホコリまみれの倉庫の棚で、町の書店の書架で、珠玉の奇書をみつけたときの至福。世界中からやってきた蔵書狂たちの素顔……。 本って一体何だろう。読者に見放されたあともなおも影響を与えつづける本とは? 古書の楽園での静かな冒険を、温かく、ユーモアたっぷりにつづる。本を愛するすべての人に贈る本。
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