| 「おじさん」的思考 |
| 内田樹 一九九五円 |
| 「父性」について語ればフェミニストに反発され、戦争責任について語れば右派・左派双方から攻撃され、おじさんの立場はムズカシイ。リベラルでありながら、イデオロギー的に硬直もせず、肩肘はらない柔軟な考え方・生き方はないものだろうか?「常識」が通用しない時代において、成熟したよき「おじさん」として生きるための必読知的参考書。 |
| 期間限定の思想 ──「おじさん」的思考2 |
| 内田樹 一八九〇円 |
| よきおじさんとして生きるための必読知的参考書『「おじさん」的思考』に続いて贈る、おじさんエッセイ第2弾。成熟した大人である「ウチダ先生」が、ヴァーチャル女子大生を相手に、大人になるためのお説教を連発。現代思想の研究家であり、武道家であり、全身豆知識とも呼ばれる著者が、その薀蓄を傾けて熱く語る、日本社会への苦言・提言集。 |
| 雑読系 |
| 坪内祐三 2100円 |
| 「雑読」って? ただ、雑、にんでいく読書なのだ。様々な人が織りなす本の世界に身を投じ、出口なき迷路をさ迷っていく。そんな読書術の持ち主であり、当代一の読み手が、ブラドキーの下関マグロのスタイナーの山田稔のソンタグの杉浦茂のカーヴァーの……それぞれの宇宙にいざなってくれるのである。 |
| 古くさいぞ私は |
| 坪内祐三 二七三〇円 |
| 気鋭な評論家は、読書する日々である。趣味ではない。研究とも縁遠い。そんな生活を続けていると、書物の持っているアウラを感じ取り、本の魅力について話し合える人を嗅ぎわける嗅覚も身についてくるのだ。そこから発せられた読書と本に刊するエッセイ・書評と魅力あふれた楽しい一冊である。もちろん神保町との付き合い方もある。 |
| 文庫本を狙え! |
| 坪内祐三 一九九五円 |
| 『週刊文春』で好評連載中のコラム「文庫本を狙え!」が、ついに一冊になってお目見えする。文庫本の山の中、文庫本という雑踏の中を散歩するように、著者は毎週一冊の文庫を狙って歩いている。いまも。武田百合子、村上春樹、団鬼六、ベンヤミン、勝新太郎、ミラン・クンデラ、竹中労、江藤淳、殿山泰司、中道義道、小林信彦……154の文庫本が乱舞する。手にすると、もう眠ることは出来ない。 |
| たましいの場所 |
| 早川義夫 一七八五円 |
| 長年の沈黙をやぶって、ふたたび歌いはじめた早川義夫の待望の最新エッセー集。23年続けた本屋を閉店した日のこと。そして歌手にもどった理由。赤色のワンピースの話。父のこと、母のこと。母の飼い犬だった柴犬のこと。鎌倉のこと、などなど。 |
| ぼくは本屋のおやじさん |
| 早川義夫 一四七〇円 |
| 本と本屋が好きではじめたけれど、この商売、はたでみるほどのどかじゃなかった……。小さな町小さな本屋のあるじが綴る書店日記。「素直に語れる心のしなやかさがある。成功の高みから書かれた立志伝には求めがたい光沢が見いだせる」(朝日新聞評)「出版が直面する様々な問題を考え直す上で役に立つだろう」(日本経済新聞評) |
| 期待と回想 上・下 |
| 鶴見俊輔 各二四一五円 |
| 「私は不良少年だった……。」戦後日本を代表する哲学者が、七十余年にわたる自らの思索の軌跡を語りあかした。父母との葛藤。ハーヴァード大学での新しい記号論の哲学運動との出会い。「思想の科学」「べ平連」などの活動。桑原武夫、丸山眞男、吉本隆明らとのエピソード。読書、漫画、編集について──。明日に開かれた対話による思索的自伝。 |
| 隣人記 |
| 鶴見俊輔 二四一五円 |
| 人生を振り返ってみると、そこには多くの隣人たちがいる。小学校の同級生。アメリカで出会った哲学者。家族の人たち。そして時代を共に歩いた同伴者や先を歩いている人々。人々だけではない。書物もあり食べ物もありテレビも隣人。老いが深まるにつれ隣人はゆったりと姿を現わしてくるのだ。淡々とした年の重ね方の中ではぐくまれた死生観が聞こえてくる。 |