サッカー細見 ──'98−'99
佐山一郎 一八九〇円
W杯初出場、クラブの崩壊、リストラ……大きくゆれる日本サッカー界。いま普遍的な問題が噴出している。W杯の分析から、解説者の問題、クラブの理念、指導者の手腕、競技場環境、さらにはチケット販売の仕組み、選手の年俸事情まで、取材に取材を重ね、丹念に検証した、まったく新しいサッカー案内。

不安定だから強い 武術家・甲野善紀の世界
田中聡 一六八〇円
各界の注目を集める異色の武術家、甲野善紀師範は、最近では巨人軍の桑田選手復活のため、武術の指導した人物として知られる。リハビリにも応用され始めている基本的な技の仕組と、甲野師範の人生、そして身体で考えるとはどのようなことなのかなど、道場に通い続けて10年の著者がわかりやすく聞き出し解説していく。武術という枠をこえた人生指南の本でもある。

巨人軍最強の捕手
澤宮優 一六八〇円
巨人軍最強の捕手」といわれる伝説の男・吉原正喜。闘志あふれるプレーと愉快なキャラクターは、多くのファンに愛され、「将来の監督」と嘱望される中、戦死した。25年の生涯を川上哲治や千葉茂ら僚友、遺族たちの証言、秘話で掘りおこし、戦前・戦中の世相、プロ野球創世記の逸話と併せて綴るノンフィクション。吉原が今に遺したものとは何だったのだろうか。

一流を育てる
朝日新聞be編集部 編 一五七五円
サッカーの小野や稲本らは、才能をどう開花させたのか。早稲田大学ラグビー部はなぜ優勝できたのか。山口百恵という歌手はどう育てられたのか。野茂英雄を育てた野球の仲間たちとは? 各界の一流選手を育てた25人の指導者の素顔と手腕を描く。人間の能力を発掘する極意がこの一冊に集まった! 朝日新聞be(土曜日版)好評連載中の単刊本化。

アメリカ野球主義
芝山幹郎 二六二五円
アメリカには美しくデザインされたものが三つある。合衆国憲法、ジャズ・ミュージック、そしてベースボールだ。−−作家ジェラルド・アーリーが言ったとおり、アメリカ野球はなぜか美しい。そして楽しい。とんでもない「瞬間」や、信じがたい「物語」が生まれる。そんな世界の忘れがたい楽しさを刻み込み、快楽を呼び起こす幸福なる書物。

大リーグなしでは生きられない!
レイモンド・マンゴー 水野谷とおる訳 二四四七円
大リーグなしでは生きられない! 人生最高の快楽はベースボールにあり! 野球にとことん惚れたスポーツライターが大リーグを追いかけ、全米を駆け巡る。選手や監督の愉快なエピソード。3Aの哀話。忘れられない名試合−−。自らの人生の軌跡をベースボールに投影し、アメリカン・ドリームをかなえる大リーグのロマンを語りつくす大いなるベースボール讃歌。

ハンナ・アーレント伝
エリザベス・ヤング=ブルーエル 荒川、原、本間、宮内訳 六九三〇円
革命と戦争、全体主義が吹き荒れた時代のなかで、公共性と人間の自由を問いつづけた政治哲学者ハンナ・アーレント。未発表を含む膨大な資料、可能なかぎりの関係者へのインタヴューをもとに、アーレントの全体像に迫る決定版評伝。ハイデッガー、ヤスパース、ブレヒト、ベンヤミン、ショーレム、ブロッホなど著名な人物が登場し、20世紀の迫真のドラマが展開する。「彼女の著作を読むよりもその思想がわかる」と絶賛された待望の翻訳。

アフガニスタンの風
ドリス・レッシング 加地永都子訳  一九九五円
ソ連軍のアフガニスタン侵攻から7年目の1986年、イギリス人女性作家がパキスタン国境の町を訪ね、兵士、難民、女性たちの声を聞き取った。多種多様な民族が集まった独立自尊の民。超大国の圧倒的武力を前にしたとき、この国に何が起きたのか。なぜ戦火はやまないのか。人類をとらえつづける戦争という病を考えるための重要な報告、思索行。

写真集 アフガニスタン
クリス・スティール=パーキンス 二一〇〇円
マグナムの名カメラマンが、日々存在する戦争のなかで人びとが生きている現実を写しとった傑作写真集。結婚式、市場、祭り、賭事に興じる男たち。タリバン、北部同盟の兵士たち。羊飼いの少年、ブルカ姿の女たち。廃虚で遊ぶ子供。アフガニスタン最高の詩人マジルーによる物語詩が挿入され、この国の人びとの哀しみと希望を伝える。

チェルノブイリ診療記
菅谷昭 一九九五円
世界を震撼させたチェルノブイリ原発事故。近隣国ベラルーシは、事故後も子どもたちの甲状腺ガンが激増するなど、多大な被害をこうむった。その首都ミンスクの国立甲状腺センターで、とまどい、葛藤しながらも治療にあたる日本人医師がいる。自らの人生をかけ、医療現場の最前線に一人とびこんだ医師がつづる、知られざるチェルノブイリの現実。

チェルノブイリ いのちの記録
菅谷昭 一九九五円
世界中を震撼させたチェルノブイリ原発事故は、近隣ベラルーシの子どもたちに甲状腺ガンという被害をもたらした。そんな放射能に汚染された現地にひとり飛びこんだ日本人医師がいた。手術指導、集団検診、現地若手医師の育成、子どもたちとの交流……あらゆる面から援助を考え実践した菅谷医師が5年半にわたる活動をつぶさに記録した「いのちの日記」。

表記の定価は2004年9月現在のものです。定価、仕様は予告なく変更する場合があります。