月と菓子パン
石田千 一八九〇円
新しい女性エッセイスト誕生! 気がつけば三十代の半ば、東京での一人暮らし。毎日は大きな変化はないけれど、小さな楽しみに満ちている。通勤の途中で出会う、町に生きる人、季節にやってくる渡り鳥、四季をめぐって咲き競う花。だれもが眺め見ているはずの日常の、ほんのひとときをグサリと切り取る、新東京点描エッセイ。

青天白日
覚和歌子 一六八〇円
祈りの効用、名前のシンクロニシティ、思いを言葉にすることで生まれる力、ご縁と呼ばれるめぐり合わせの妙……日々の生活で顔をのぞかせる、目に見えないもの、説明のつかないものたちとのつきあいを、不思議なユーモアをこめて綴るつれづれ語り。映画『千と千尋の神隠し』主題歌「いつも何度でも」の作詞を手がけた著者、待望の初エッセイ集。

根をもつこと、翼をもつこと
田口ランディ 一四七〇円
多発する幼児虐待事件、8月6日の広島で体験したこと、いまも地雷が埋まるカンボジアの現実…、いま生きていくのはキツくてたいへんなことだけれど、でも私たちには想像力という魂の翼がある。婦人公論文芸賞を受賞した著者による、待望のエッセイ集第4弾!

メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか
明川哲也 三〇四五円
失意の末自殺を試みたタカハシは、人の言葉を話すネズミ達に救われる。彼らから、ネズミ界と人間界で自殺者が急増中と聞き、共に鬱を遠ざける宝を探すべく自殺率最低の国メキシコへ向うが…。自殺大国日本を救うべく贈る、希望と感動の冒険ファンタジー小説。

がんから始まる
岸本葉子 一六八〇円
40歳、独身。人気エッセイストの岸本葉子さんは虫垂がんと診断された。手術後、約2年が経つが、再発の不安は消えない。サポートグループに入会、漢方、食事療法、行動療法……がんを受容しながらも、希望はけっしてすてない。渾身のがん闘病記にして、静謐なるこころの軌跡。

持たない生活
向山昌子 一五七五円
タイの屋台で身につけた鍋・釜減らし法。本の虫ならではの書棚整理術。無駄を出さないおいしい食生活。日本の気候・風土に適した家事……。アジアへの旅から学び、日々の生活で培った、シンプルだけど健康的でちょっと贅沢な暮らし。毎日をポジティブに楽しくする秘訣を、イラストをまじえながらつづる。ちょっと懐かしくて新しい、明るい暮らしの提案。

食卓の力──「くり返し」を楽しむ暮らし
山本ふみこ 一四七〇円
食事をつくる、おいしく食べる、片づけをする……毎日の暮らしの基本はくり返しのなかにある。台所仕事に込められた密かな工夫や些細な贅沢など、四季折々の生活の細部を楽しげに軽やかに綴る実用的エッセイ。だしのとり方、塩加減、野菜の切り方から秘伝のレシピを収めたコラムも充実。食べることから生活を見直し、気持ちのいい暮らしについて考えていく。

沖縄の神さまから贈られた言葉
照屋林助構成・藤田正 一六八〇円
沖縄では、三代経るとご先祖さまは神さまになる。神さまにもっとも近い島の年寄りたちの話は、学校嫌いのてるりん少年を大人に変えた。赤面症をなおすには。沖縄の独立について。豚は沖縄の最高神である。「負けた」歴史を知ること……。自分を育ててくれた文化の古層を追いながら、継がれるべき「生き方」を伝える。笑いと機知に満ちた、ウチナー式人生の書。

淋しいのはお前だけじゃな
枡野浩一+オオキトモユキ 一四七〇円
誰にでも忘れたくない恋の思い出がある。たとえ思い返すたびに赤面しても……。若者に人気の歌人・ライターが、自らの恋愛経験を短歌とエッセイで紡いだ。懐しい人との再会。恋の芽生え。孤独。不器用な自分への苛立ち。愛おしくて取り返しのつかない日々は、そのまま短歌を生む土壌になる。創作の軌跡と、ユーモアに溢れた絵がマッチした珠玉の一冊。

たましいの場所
早川義夫 一七八五円
長年の沈黙をやぶって、ふたたび歌いはじめた早川義夫の待望の最新エッセー集。23年続けた本屋を閉店した日のこと。そして歌手にもどった理由。赤色のワンピースの話。父のこと、母のこと。母の飼い犬だった柴犬のこと。鎌倉のこと、などなど。

*表記の定価は2004年6月現在のものです。定価、仕様は予告なく変更する場合があります。