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はじめに 高橋哲哉 11
第一章 「強い国家」をささえる人間観について 16
「突然変異」と言われて 強者の論理に居直る
新自由主義=弱肉強食の社会観 教育の機会が奪われる
差別と戦争は相性がいい 競争原理を徹底させると競争はなくなる
弱い者をつぶすのはテロでない? 人びとが強い国家を求める
空気と勢い 渦巻く不平、不満、不安、不機嫌 安楽の絶対主義
生活保守主義は自分にはね返る スタートラインの差
あらゆることを単純化 思考停止の平和ボケ
成功体験の裏で起きたこと 「圧制もまた愉快なる哉」
虎の威を借る帝国主義 日本抜きで東アジアの連携も
なぜアジアと仲良くできないか
第二章 戦後、そして思春期に見た夢は
戦争を引きずる家 漫画と野球の放課後 父たちの沈黙
生きるのに必死だった シベリア帰りの息子
社会に発言を始めたころ 自由とパン
第三章 差別と戦争
「備えあれば憂いなし」の意味 「徴兵制」を言う者たちの目線 戦争讃美、始まる 軍隊は国民の生命財産は守らない
多数派が楽 戦争への想像力 小泉「改革」がしたこと
アメリカといっしょの戦争は連戦連勝するだろう
戦前の軍と自衛隊の連続性 懲りない、繰り返す
グローバル化は軍事大国化を招く デンマークの戦争廃絶請合法案
第四章 同じ路線を走るバス――大学・司法改革
「表現の自由」「学問の自由」を言うのは特権階級?
国立大学法人化の問題点
大学人・学校の先生・弁護士・マスメディア
大学が行政に包摂されていく
お金より時間 司法改革――「迅速化」の看板の下で
責任はポストにあって個人にはない? 人権裁判ができなくなる
批判や抵抗が困難は体制づくり 国民が問われている
権力者とお友達感覚 現実の進行、理解のスピード
第五章 マスメディアとぼくたちの同時代史
突然、切られた メディアは治安維持法下?
記者はサラリーマン 朝日新聞・産経新聞で育った
グローバル化に逆らうと保守派あつかい
だれも「鬼畜米英」など信じていなかった カッコよくありたい
第六章 あしたのジョーを泣かせるな
選挙を演出するメディア いつ日本社会の雰囲気は変わったか
戦後民主主義最後の砦 なめられた国民
ここまできたら、闘わないと 宗教は国家よりも広くて深い
政府が一度でもレジスタンスを評価したことがあるか
支配と服従の教育現場 茶色の安心
日本では茶色は特別な色ではない 考えつづけること
「どうしたらいいですか」と訊く人 「こちら側」にいたい理由
与えられるな
第七章 憲法零年
「尊い犠牲」 お国のために命を投げ出す日本人
カント『永遠平和のために』 「興国の興廃、この一戦にあり」
内心の自由と外形的行為 行政寄りの司法
悪法・ソクラテス・愛国心 憲法改正はどのように行われるか
「国民の精神」をつくる教育 普通の国
自主的にアメリカに従属する憲法
ひとたび人権意識が失われたら
あとがき 斎藤貴男 |