| ブックストア ニューヨークで最も愛された書店 |
| リン・ティルマン 宮家あゆみ訳 二六二五円 |
| 個性的な品揃えと家庭的な雰囲気で、地元住民はもとより多くの文化人たちから親しまれていた書店がニューヨークにあった。ポール・オースター、スーザン・ソンタグらに愛された書店、「ブックス・アンド・カンパニー」の20年間の活動を、書店員や顧客である作家たちの証言をまじえながら振り返るノンフィクション。本を愛するすべての人に捧ぐ。 |
| 石神井書林 日録 |
| 内堀弘 二一〇〇円 |
| 近代詩集専門の古本屋さんがある。東京の石神井に店を構え、いまでは二十年が過ぎた。店売りではない。古書目録を全国に発信し店を営んでいる。宮沢賢治、福永武彦、寺山修司らの残した詩集を追う。表舞台から消え去った無名の詩人たちのことばを発掘するユニークな古本屋さんの日々。 |
| 古本屋 月の輪書林 |
| 高橋徹 一九九五円 |
| 消えた人、消された人、忘れさられた人。本が人であるなら、古い本から一人でも魅力ある人物を見つけ出し再評価したい。月の輪書林の古書目録「美的浮浪者・竹中労」には一万冊を超える古本が並び、世の本好きをうならせた。古本市場での手に汗にぎる対決、目録作りの醍醐味、どうしたら古本屋になれるのか……。本が乱舞し人が踊りだす奮闘記。 |
| ぼくは本屋のおやじさん |
| 早川義夫 一四七〇円 |
| 本と本屋が好きではじめたけれど、この商売、はたでみるほどのどかじゃなかった……。小さな町小さな本屋のあるじが綴る書店日記。「素直に語れる心のしなやかさがある。成功の高みから書かれた立志伝には求めがたい光沢が見いだせる」(朝日新聞評)「出版が直面する様々な問題を考え直す上で役に立つだろう」(日本経済新聞評) |
| まっぷたつの子爵 |
| イタロ・カルヴィーノ 河島英昭訳 一六八〇円 |
| 〈ベスト版文学のおくりもの〉ぼくの叔父さんメダルト子爵は、戦争で砲弾をあびてしまいまっぷたつに吹きとんだのだ。片目、片腕、片足の子爵が故郷の村にまきおこす奇想天外の事件とは「メルヘンと現実世界とが混ざりあい、スリルと不安、わくわくするような楽しい期待」(朝日新聞評)にみちた、現代イタリア文学の旗手カルヴィーノの傑作を新装版でおくる。 |
| シチーリアの雅歌 |
| ダーチャ・マライーニ 望月紀子訳 一九三七円 |
| 18世紀前半のシチーリア。地中海に浮かぶこの島の貴族の家に生まれ、13歳で伯父と結婚させられた聾唖の少女が、本を読むことをとおして成熟し、やがて新しい自分をもとめて旅立つまでを描く豊かな物語の世界。イタリアでもっとも光彩を放つ女性作家マライーニによる、カンピエッロ賞受賞のベストセラー作品。 |
| 別れてきた恋人への手紙 |
| ダーチャ・マライーニ 望月紀子訳 二六二五円 |
| 浜辺の町に一人暮らす女性作家が、マリーナ=「浜辺」という名の恋人に綴った、投函されることのない78通の手紙。父に恋焦がれた少女のころ。寄宿舎での性のめざめ。不実な男たちとの恋。年上の夫への満たされぬ思慕。そして女たちとの関係……。作家がたどるひと夏の心の遍歴から、さまざまな愛と性のかたちを問いなおす、喚起力ある秀作。 |
| 転回点−マン家の人々 |
| クラウス・マン 小栗・渋谷・青柳訳 |
| 20世紀を生きる「父と子」の運命を、トーマス・マン、クラウス・マン父子ほど鮮やかに感受させる存在はないだろう。本書は、その偉大な父を愛し、父に叛き、父と共に闘い、そして父に敗れ去った息子クラウスの厖大な回想録である。知られざるマン家の人々の肖像と、危機の時代を生きた芸術家たちの生と死の証言。 |
| 世界は一冊の本 |
| 長田 弘 一八九〇円 |
| 本を読もう。もっと本を読もう。もっともっと本を読もう。 人生は、ひとが胸に抱く一冊の本なのだ。死の悼み、生の証し。 人の死にゆく道を深く問いかけ、「生きるということ」を静かに まっすぐに見つめる凛乎とした鎮魂の詩集。簡潔きわまりない清 澄な言葉に刻まれた心にしみいるメッセージ。 |
| オードリーとフランソワーズ ――乙女カルチャー入門 |
| 山崎まどか 一五七五円 |
| 流行に振り回されない女性は、どんな小説を読んで、どんな映画や音楽を楽しんでいるの? おしゃれリーダーは断然キャサリン・ヘプバーンだけど、『パリの恋人』のオードリー・ヘプバーンも大好き。幸田文、野溝七生子、サガン、ゼルダ・フィッツジェラルド、ゴダール、ナラ・レオン……定番アイテムが勢揃い。ロマンティックな文化百貨店へようこそ! |