第1部
 兆しは、あのときから
  一年前の異変
  中断された検査
  パジャマ選びと病院探し
告知を受ける
手術で治る確率は
  
 がん患者となって
仕事をどうする?
なぜ、という問い
  それぞれのがんイメージ
  家族に話す
  保険証券と「遺影」写真

入院生活がはじまった 
  自分にとっての「よい病院」
  入院生活はこんなふう
  転移はなかった?
  人生の大事と小事
  説明と同意

私は助かったのか?
  手術後の説明書
  意外な可能性
  回復は「空腹」
  進行していた
  私は助かったのか?
  社会復帰に向けて

第2部
 退院後をどう生きるか
  再発リスクを抱えて
  人生の主体でありたい
  代替療法の意義

 がんから始まる
  無意味の刑罰
  不確実性の中で
  未知なる何か
  新しき者よ、目覚めよ!
  行動療法の試み
   サポートグループへの参加
  
あとがき