古くて新しいのが不思議な感じ。
初めてなのに、なつかしい本。 |
全8冊 四六版・上製 2003年9月刊行開始
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【好評発売中】
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きみは猫である |
マグダ・レーヤ 米川和夫・左京久代訳 |
ぼくはワルシャワに住む小学一年生。アパートに突然あらわれたきみは、仔猫を4匹生んじゃった。ママは大弱り。さあ、たいへん――。多感な少年の眼を通して語られる、人間と猫の家族の心あたたまる交流の物語。少年のやさしさとユーモアが全篇に流れる。猫好きな人、家族が猫好きな人、猫が好きな家族が好きな人に贈るポロネーズ。和田誠・絵。 税込1680円 |
羽根をなくした妖精 |
ユリヨ・コッコ 渡部翠訳 |
雨上がりの朝、虹の国から妖精イルージアが迷いこんだ。見るもの聞くものすべてに心を奪われ、気づいたときには大切な羽根がちぎられていた! 虹に戻れず悲嘆にくれる可憐な妖精をなぐさめたのは森のトロール、ペシだった――。無垢なふたりの冒険と森の生きものたちの生と死のドラマを、透きとおるような美しさで謳いあげたファンタジーの傑作。 税込1890円 |
【刊行予定】
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ニューヨーク西85番通り |
アラム・サロイヤン 三谷貞一郎訳 |
詩を書き、仲間とおしゃべりし、ビートルズを聴き、女の子を追っかける。映画にだって出演する。西85番通りのちいさなアパートの部屋は、ぼくの青春の落書きだらけだ。街を愛したひとつの青春。 |
ジミ・ヘンドリックスの伝説 |
クリス・ウェルチ 菅野彰子 |
すさまじい奇行をくり返し、ドラッグに浸り、謎の死をとげたジミ・ヘンドリックス。デビューから死までを追いつづけたロック新聞の記者による本格的なドキュメント。写真多数。ディスコグラフィ付。 |
キルト――ある少女の物語 |
スーザン・テリス 堂浦恵津子訳 |
1899年、アメリカ。ネルは18歳の高校生。進学の夢を捨て、両親のために結婚を決意するが、絶望が心と体を蝕んでいく。唯一の生きる証としてキルトを作る少女の心の動きを克明に描く傑作小説。 |
サンタクロース殺人事件 |
ピエール・ヴェリー 村上光彦訳 |
クリスマス・イヴにサンタクロースが殺された! 町の教会では聖ニコラの宝物が盗まれ、サンタ・クロース伯爵なる謎の人物が登場する。とびきり上等のユーモアと謎。ファンタジック・ミステリー。 |