ハイ、こども診療所です

梅村浄 一九三七円
アトピー性皮膚炎。気管支ぜんそく。こどもの言語障害。学校へ行こうとすると頭が痛くなる──。こどもの身体と心にかんする、親ならば誰もがいだく不安と、こども自身が直面する悩みに、ベテランの女医さんがあたたかく答える36篇のエッセー。各章末には、その症例にかんする基礎知識を加え、育児の小百科としても役立つようにした好著です。

雨のち晴子──水頭症の子と父のものがたり
山下泰司 一八九〇円
生まれてきた子どもは水頭症だった。世界一周旅行にも出かけていたお気楽フリーランス夫婦の生活が、“ハルパン”が生まれてから一変。はじめて生まれてきた子どもに障害があった時、親は何に不安を感じ、どう行動するのか。未知のことがらに対して持ち前のバイタリティで立ち向かう、普通の家族の普通じゃない日常を綴る「子育て」エッセイ。

チェルノブイリ診療記
菅谷昭 一九九五円
世界を震撼させたチェルノブイリ原発事故。近隣国ベラルーシは、事故後も子どもたちの甲状腺ガンが激増するなど、多大な被害をこうむった。その首都ミンスクの国立甲状腺センターで、とまどい、葛藤しながらも治療にあたる日本人医師がいる。自らの人生をかけ、医療現場の最前線に一人とびこんだ医師がつづる、知られざるチェルノブイリの現実。

チェルノブイリ いのちの記録
菅谷昭 一九九五円
世界中を震撼させたチェルノブイリ原発事故は、近隣ベラルーシの子どもたちに甲状腺ガンという被害をもたらした。そんな放射能に汚染された現地にひとり飛びこんだ日本人医師がいた。手術指導、集団検診、現地若手医師の育成、子どもたちとの交流……あらゆる面から援助を考え実践した菅谷医師が5年半にわたる活動をつぶさに記録した「いのちの日記」。

子どものうつ病
マックニュー、サイトリン、ヤーレス 栗田広訳 二八五四円
学校へ行けない。拒食・過食。眠れない。部屋にひきこもる……。心とからだがぶつかる困難のなかにうつ病は潜んでいる。小児うつ病を初めて解明し、多くの症例による治療法を紹介。この病への社会的理解とケアの必要性を説く。子供の精神世界に新たな視座をひらき、定説「子供はうつ病にならない」を根底から問う問題提起の書

〈サックス・コレクション〉手話の世界へ
オリバー・サックス 佐野正信訳 二二〇五円
音声言語にまさるともおとらぬ豊かな表現力をもつ「手話」。手話が禁じられた時代から今日まで、ろう者の歴史を辿りつつ人間の脳の驚くべき潜在力を明らかにする。人間のコミュニケーションに新たな可能性をひらくこの言語を通して、ろう者の文化に光をあて、言葉とは何か、人間とは何かを新しい視点で捉えなおす優れたメディカルエッセイ。

〈犀の本〉子どものからだとことば
竹内敏晴 一四七〇円
からだのゆがみ、ねじれ、こわばり、など子どものからだこそ、子どもがさらされている危機のもっとも直接的な表現なのだ。分断せられ、孤立させられた「からだ」をすくいだし、からだとことばをとりもどす道をさぐる。「なるほどと思いあたるふしが多く、小さな本であるのにたいへん充実している」(週刊朝日評)

もうひとつの手話──ろう者の豊かな世界
斉藤道雄 一九九五円
日本には二つの手話がある。日本語を手指で表した〈手指日本語〉とろう者本来の言葉〈日本手話〉。テレビや通訳で見かける多くは〈手指日本語〉。一方、ろう者は〈日本手話〉でこそ本当の気持ちを表せるという。音声語とは全く異なる独自の単語、文法をもつこの豊かな言語を明かし、知られざるろう社会を描き出す、秀逸なノンフィクション。

自分をまもる本 ──いじめ、もうがまんしない
ローズマリー・ストーンズ 小島希里訳  九九九円
いじめは今、私たちがかかえる最も大きな問題。身近な実例をもとに、きずついた心を癒し対処する方法を、やさしい文とイラストで綴る。「いじめ対策」先進国イギリスで大反響を呼んだハンドブック。「子どもたちに向けて『元気を取り戻す方法』を具体的に示す本」(朝日新聞)、「大人にもぜひ読んでほしい」(毎日新聞)など各紙誌絶賛!

友だちができる本
ロージー・ラシュトン  寺西のぶ子 訳  フジモトマサル 画 一四七〇円
「友だちができない」という悩みをかかえる人は多い。ひきこもりやいじめなど、深刻な事態にも関連する問題だ。この本では、様々な身近な例をあげ、子どもたちが気にしている問題、直面しているトラブルについて、的確に具体的に解決のヒントを探っている。友人関係を題材に、他人や自分の大切さ、人間の個性について考えるレッスンにもなったハンドブック。

*表記の定価は2003年07月現在のものです。定価、仕様は予告なく変更する場合があります。