育児書――はじめにかえて 
  一
  
  見えぬ「自己への信頼」――12歳の性と死
  自分を嫌いな子どもたち
  〈いい子〉が抱く激しい憎しみ――長崎男児誘拐事件
  長崎少年事件にみる子どもと親の罪と罰
  二
  オウム・阪神大震災以後の子ども像
  子どもたちの「死との戯れ」 
  「いい子」の生き難さについて                                              
  居場所について
  世界と自分を破壊しないために――WHOLEとTOTAL
  三
  
  〈母〉のいる場所
  教育という魔――事件を通して見た家族