アメリカ野球主義

芝山幹郎 二六二五円
アメリカには美しくデザインされたものが三つある。合衆国憲法、ジャズ・ミュージック、そしてベースボールだ。−−作家ジェラルド・アーリーが言ったとおり、アメリカ野球はなぜか美しい。そして楽しい。とんでもない「瞬間」や、信じがたい「物語」が生まれる。そんな世界の忘れがたい楽しさを刻み込み、快楽を呼び起こす幸福なる書物。

大リーグなしでは生きられない!

レイモンド・マンゴー 水野谷とおる訳 二四四七円
大リーグなしでは生きられない! 人生最高の快楽はベースボールにあり! 野球にとことん惚れたスポーツライターが大リーグを追いかけ、全米を駆け巡る。選手や監督の愉快なエピソード。3Aの哀話。忘れられない名試合−−。自らの人生の軌跡をベースボールに投影し、アメリカン・ドリームをかなえる大リーグのロマンを語りつくす大いなるベースボール讃歌。

サッカー細見 ──'98−'99

佐山一郎 一八九〇円
W杯初出場、クラブの崩壊、リストラ……大きくゆれる日本サッカー界。いま普遍的な問題が噴出している。W杯の分析から、解説者の問題、クラブの理念、指導者の手腕、競技場環境、さらにはチケット販売の仕組み、選手の年俸事情まで、取材に取材を重ね、丹念に検証した、まったく新しいサッカー案内。

競馬学セミナー ──緑の風に誘われて

本村雅人 一八三五円
「これが競馬だ! こうしたレースを同時代に観戦できる者は幸いである。……今、予感を漂わせるようなレースが迫っている。メジロマックイーン対トウカイテイオー。……こうなれば馬券がどうだといったケチな考えは捨てよう」東大教授がつづる極上の競馬エッセイ。一九九一年夏〜九三年秋の「スポーツニッポン」連載の人気コラムを集大成。

万馬券は馬情に散った

本村雅人 二二〇五円
東大でローマ史を講じる本村先生は、ハイセイコー時代からの大の競馬ファン、万馬券ばかり狙ってオケラ街道をゆくこともしばしば。けれども勝つことだけが競馬じゃないのだ。推理のたのしみ。レース観戦の興奮。競馬から広がる友情。競争馬への愛……。競馬の醍醐味をかろやかにつづる、洒脱でダンディで少しヌケてる東大教授競馬奮闘記。

こんにちはカヌー さよならOL ──ユーコンから四万十に

星野綾子 一八九〇円
保険会社のOL生活も四年目。特別な悩みはない。家と会社との往復の日々。そんな暮らしの中、一度はやってみたいとおもっていたことが浮かんだ──カヌー。気づいたら辞表を出して、野田知佑氏に弟子入りしていた──。相模川、球磨川、吉野川など、国内の川をカヌーで下り、憧れのアラスカ・ユーコン川にも旅した。痛快体験エッセイ。

カヌーで来た男

写真・佐藤秀明 対話・片岡義男+野田知佑 二一四一円
少年時代から川と親しみ、川で遊ぶことの楽しさを体ぜんたいで味わった一人の男──いまやカヌーひとつで世界中を旅しつづける野田知佑と、片岡義男が川と川遊びの大きな世界を語りあう。その旅に同行するカメラマン、佐藤秀明のとらえた数々のショットをオールカラーで再現。川のさまざまな表情と野田流カヌー術をあざやかに映しだす。

運河で旅するヨーロッパ

田中憲一 一九三七円
ヨーロッパには総延長五万キロにおよぶ水路がある。それをたどり小さな町や村を、夢と自由を求めて旅する男がいる。欧州最古の運河に秘められた歴史。水門越えや嵐の日の操船の恐ろしさ。水上から見た陸の美しさ。運河の仲間たちとの交遊。鉄道や車の旅では味わえないロマンとダイナミズムを満載した、魅力あふれる紀行エッセイ。

もっとバスは釣れる

村田基 一六八〇円
ロッド、リールはもちろん、針、糸などの小物までこだわりの道具選び、ルアー誕生秘話、キャスティングの基本、フィールド別攻略法など、“もっとバスを釣る”ためのヒント満載の80項目。カラー写真、イラスト多数。「村田氏の経験してきたすべてが掲載されている一冊。イラストも分かりやすくグッド。」(バスワールド評)

釣りに行く日 〈シリーズ自然術〉

つげ忠男 一六三一円
晴れるもよし、降るもまたよし。気のおけない仲間とうまい弁当があれば、釣りは十倍楽しめる。−−ヘラ鮒に魅せられた漫画家が四季折々の野川を巡り、釣りの醍醐味を絵とともに綴る。幻の釣り漫画「桃色遊戯」収録。★釣りと漫画の日々★奮戦・鬼怒川釣行★好調、好釣、小櫃川★釣り場四景★釣り具★私家版・用語辞典〈シリーズ自然術3〉


*表記の定価は2003年01
月現在のものです。定価、仕様は予告なく変更する場合があります。