I 神保町・編集室から 10

II 雑誌『彷書月刊』より
 ページの間をフラフラブラブラ
 夢野久作登場 28 路上から見つづけた魅力 30
 一古本屋の見た「サンカ」 31 袋に入った『朝菜集』 34 
 前谷 光『ロボット三等兵』 36 楠田 介『人肉の詩集』 37
 浜口熊獄『摩訶不思議』 38 『血と薔薇』という三通の手紙 39
 立ちぐいソバと均一 41 だれかアチャコの一冊を 43
 『わが町』を読む 44 「大いに不満のあるところ」を述べる人 48
 水木しげるという父 54  紅梅、上海に消ゆ 56
 長井さん、ありがとう 57 『日本現今人名辞典』ほか 61
 自由律俳句の人びと 63 本所の連中『松倉米吉と行路詩社』 66
 美学校の埴谷雄高 68 『国府堂書店 西山俊夫遺稿・追悼文集』 70
 八人の古本屋 72 子供の全集 74
 古本屋が古本を探したらどうなると思う 78
 古本屋の書誌学あれこれ走り書き 81 『植草甚一日記』を読みながら 880
 兆民先生金玉話 99

 古本屋がいる場所
 つげ義春『無能の人』 106 ミヒャエル・エンデ『はてしなき物語』 110 
 小山清『離合』 115 江戸川乱歩「D坂殺人事件」 122
 ローレンス・ブロック『泥棒バーニイ・シリーズ』 126
 富岡多恵子『壺中庵異聞』 131
 池波正太郎『鬼平犯科帳』 136 開高健『ずばり東京』 140
 松本清張『二冊の同じ本』 144 さいとうたかお『ゴルゴ13』 148

III 幻の昭和
 鳥羽茂の行方 154 石井漠のみた夢 161 小倉清三郎とミチヨ 169 
 嫌の坂という町 177 「金銭出納簿」の中身 183 父母未生の面目 193

IV 五反田南部会館物語 200

 
 あとがき