好評発売中・長田弘の本
すべてきみに宛てた手紙 1890円
書くことは二人称をつくりだす試み。どうしても大切にしたいものは何ですか? 親しい言葉の贈りもの。詩人の魅惑の手紙エッセー39篇。「深い洞察に支えられた簡潔な言葉の美しさ」(朝日新聞評)「十代の若い感受性が長田さんの言葉と出会ったなら、きっと言葉の種子をもらうだろう」(田口ランディ氏評)

記憶のつくり方 1890円
心の中でほのかな光を放つ、さりげなくかけがえのない「経験」。ひとの記憶の木はどのようにそだち、言葉を実らせるのか。闇、死、海の音、友だち、肩車、雨……。忘れられない光景、思いがけない出来事にひそむ生の一瞬の輝き。ひとの人生の秘密を鮮やかに照らしだす珠玉の詩文集。第一回桑原武夫学芸賞

深呼吸の必要 1890円
ときには木々の光りをあびて、言葉を深呼吸することが必要だ。日々なにげないもの、さりげないものを言葉にとらえた散文詩集。「時代の魂がある。今まさに時代そのものが深呼吸を必要としている」(天声人語)「長田弘はこの詩集によって、とつぜん、われわれの重要な詩人になった」(丸谷才一氏評)

世界は一冊の本 1890 円
ーー本を読もう。もっと本を読もう。もっともっと本を読もう。人生は、ひとが胸に抱く一冊の本なのだ。死の悼み、生の証し。人の死にゆく道を深く問いかけ、「生きるということ」を静かにまっすぐに見つめる凛乎とした鎮魂の詩集。簡潔きわまりない清澄な言葉に刻まれた心にしみいるメッセージ。

食卓一期一会  2415円
一期一会は食卓にあり。人生とは、誰と食卓を共にするかということだ。詩という言葉の料理を通して、歯ごたえのある日々の悦びを食卓に贈る。言葉のダシのとり方・包丁の使い方・天丼の食べ方……全篇すべて食べ物のうた66篇。「日本の詩は、料理を通して詩を思想を語るところまできた」 (朝日新聞評)

心の中にもっている問題 2100 円
詩人の父から子どもたちへの45篇の詩 必要なのは言葉です??。幼い子どもたちに話しかけたひらがな詩から、大人になった子どもたちに人生の友として贈った詩まで、20年間、子どもの成長とともに書きつがれた物語としての詩。ひとの年齢とは、ひとが心の中にもつ問題の数なのだ。

*表記の定価は2002年8月現在のものです。定価、仕様は予告なく変更する場合があります。