みんなで考えよう(全3巻)

鶴見俊輔と中学生たち 一四七〇円
哲学者の鶴見俊輔さんと中学生13人が、小さな寺子屋を作りました。そこで、身近な問題をワイワイガヤガヤと話し合います。楽しいイラストが満載です。シリーズ1は「大切にしたいものは何?」で絵は南伸坊さん、同2は「きまりっ何?」で絵は佐々木マキさん、同3は「大人になるって何?」で絵は長新太さん。

暴力から身をまもる本

L・ジャフェ、L・サン=マルク  永田千奈訳 一二六〇円
暴力はいけない、と頭ごなしに言うのは簡単だけど、怒りは人間にとって自然な感情でもある。暴力に頼らず怒りをおさめる具体的方法や、暴力を振るわれたらどうやって身を守ればよいかを詳しく解説。「おはなし」「しらべてみよう」「やってみよう」の3ステップで、身近な題材をヒントに自分の頭で考え、答えを見つける力が自然に身につく。

お金とじょうずにつきあう本

L・ジャフェ、L・サン=マルク  永田千奈訳 一二六〇円
欲しいものがあればお金をだして買えばいい。でも自分の持っているお金じゃ足りないんだけどどうしよう? 身近なエピソードから、知っておきたい用語や知識を伝える、子どもがお金と上手につきあうための本。労働と賃金の関係、物の値段や価値について、お金では買えないものについて、本当の豊かさとはなにかなど、様々な問題をやさしく解説。

自分をまもる本 ──いじめ、もうがまんしない

ローズマリー・ストーンズ 小島希里訳  九九九円
いじめは今、私たちがかかえる最も大きな問題。身近な実例をもとに、きずついた心を癒し対処する方法を、やさしい文とイラストで綴る。「いじめ対策」先進国イギリスで大反響を呼んだハンドブック。「子どもたちに向けて『元気を取り戻す方法』を具体的に示す本」(朝日新聞)、「大人にもぜひ読んでほしい」(毎日新聞)など各紙誌絶賛!

子どもためのライフ・スタイル考える練習をしよう

マリリン・バーンズ 左京久代訳  一七三三円
頭の中がこんがらかって、どうにもならない。このごろ何もかもうまくいかない。あーあ、もうだめだ! この本はそういう経験のあるひと、つまり、あなたのために書かれた本なのだ。人生でつきあたる難問の山を、自分の力で乗りこえていくために、まずその、こわばった頭をときほぐす必要がある。楽しみながら頭のトレーニングをしよう。

子どもためのライフ・スタイル 自立する子どもになろう

マリリン・バーンズ 永田美喜訳  一九三七円
きみはいったい何ものなのか? まわりの世界からどんな影響を受けているんだろう? きみはほんとうは何をやりたいのか? 家族、学校、法律、お金、テレビ……大人たちから一方通行できみのところへ届けられる暮らしの情報を総チェック! 型にはまった考えかたをすて、「子ども時代」を自分のものにするための楽しい秘訣集。

子どもためのライフ・スタイル自然と友だちになるには?

モリー・ライツ 福井伸子訳  二四一五円
自然の仲間たちは、きみのいるところなら、どこにでもいる。きみが、町なかの高層アバートに住んでいても、窓辺に鳥を呼んだり、手作りのプランターで野草を育てたり、虫を観察したりすることはかんたんにできる。身のまわりのものに、ほんのちょっと注意深くなってごらん。ほんとうの意味のアウトドアライフを楽しむための本。

ロザムンドおばさんの贈り物

ロザムンド・ピルチャー 中村妙子訳 一八三五円
著者は一九二四年英国生まれ。十八歳頃から小説を発表し始めて以来、日々の暮らしのなかで育まれる喜び、悲しみ、せつなさを描き続けています。独、仏、北欧、韓国、インドなど多くの国でたくさんの読者から愛されています。英国の田園の豊かな時間、ささやかな物語にこめられた大切な真実。珠玉の短篇七つを収めた香り高い文学の贈り物です。

ロザムンドおばさんのお茶の時間

ロザムンド・ピルチャー 中村妙子訳 一八三五円
はじめての恋。雨あがりの懐かしい町。少し大人づいた夏の夜、夕暮の湖で伝えた、ほんとうの気持ち……。たちどまり、ゆらぎつつも、おだやかに時を重ねゆく登場人物たち。イギリスの田園を舞台に繰りひろげられる、六つの透きとおった風景。人と人とが紡いでゆく、ただひとつの、そしてたしかな物語。ロザムンドおばさんからの二冊目の贈り物。

ロザムンドおばさんの花束

ロザムンド・ピルチャー 中村妙子訳 一八三五円
大好評シリーズの三冊目。日々の暮らしの中で小さな不安をもてあまし気味の登場人物たちに、事件が起こります。驚き慌てながらも、みな大切なものを見つけていきます。人間の喜び悲しみをそっと束ねた、物語の花束。「せわしない日常の中で忘れがちな思いやり、やさしさ、そしてほんの少しの勇気。本当の豊かさを教えてくれた」(読者)

*表記の定価は2002年5月現在のものです。定価、仕様は予告なく変更する場合があります。