全面自供!
赤瀬川原平  聞き手 松田哲夫 三〇〇〇円
語り下ろしの自伝。聞き手は三十年にわたる友人の松田哲夫。「ハイレッド・センター」の時代からニセ千円札事件。路上観察での南伸坊や藤森照信らとの付き合い。『老人力』などの活躍。大好きなカメラのこと……。赤瀬川原平のラディカルな面が次々とあばかれる。

読書欲・編集欲
津野海太郎 一九九五円
読みたい本がなければ、自分でつくるしかない。植草甚一。羽仁もと子。淀川長治。今江祥智。片岡義男……。名だたる編集人間たちの仕事に光をあて、本の活力をもう一度見直してみよう。楽しみつつ本をつくり読んできた著者による編集と読書をめぐるエッセー。

本はどのように消えてゆくのか 
津野海太郎 一九九五円
宮武外骨からガリ版、DTP、そしてWWWまで──、過渡期に生まれた出版文化のすがたを伝え、「本」の再定義をこころみる実験的エッセー。活字本と電子本はどのように共存してゆくんだろう。巻末に「インターネット電子出版日記」を収録。

印刷はどこへ行くのか
中西秀彦 一八五四円
1992年、京都の老舗中西印刷はコンピュータを導入。活版の時代が終わった。あれから5年……DTP、CD-ROMやインターネットなどの電子出版の出現。本とマルチメディアは共存できるのか? 町の印刷屋さんの21世紀に向けた挑戦の記録。

活字が消えた日 コンピュータと印刷
中西秀彦 二六五〇円
「活字を生きのびさせるにはコンピュータしかない」120年の伝統を誇る京都の老舗中西印刷が、電算組版を導入した。トラブル続出に悩みながら、活版の名人芸に負けない組版・印刷のノウハウをあみだしてゆくまでの挑戦を綴る書き下ろしノンフィクション。

古くさいぞ私は
坪内祐三 二七三〇円
気鋭な評論家は、読書する日々である。趣味ではない。研究とも縁遠い。そんな生活を続けていると、書物の持っているアウラを感じ取り、本の魅力について話し合える人を嗅ぎわける嗅覚も身についてくるのだ。そこから発せられた読書と本に刊するエッセイ・書評と魅力あふれた楽しい一冊である。もちろん神保町との付き合い方もある。

期待と回想 上・下
鶴見俊輔 二四一五円
私は不良少年だった──。15歳で留学したアメリカでの新しい哲学運動との出会い。戦後の「思想の科学」「ベ平連」などの活動。歴史を期待の次元で捉えなおす、日本を代表する哲学者の思索的自伝。「すぐれた〈歴史の物語〉を読んだ」(朝日新聞評)

徹底活用「オンライン読書」の挑戦
津野海太郎・二木麻里編 一八九〇円 
インターネットで電子テキストを公開しているサイトを網羅的に紹介する、オンライン読書のためのガイドブック。プロジェクト・グーテンベルク、青空文庫など大規模な総合ライブラリー、古典文学など専門分野に特化したライブラリー、現代作家たちが個人で運営しているサイトなど、インターネットで読める電子テキストの情報がこの一冊に集約。

徹底活用「オンライン読書」の挑戦
津野海太郎・二木麻里編 一八九〇円 
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徹底活用「オンライン書店」の誘惑
津野海太郎編 一八九〇円
欲しい本が探せない! 手に入らない! そんな読者の声を背景に注目を集めるインターネットのオンライン書店。アマゾン・コム、紀伊國屋BOOK WEBなど、現在利用できる国内外の代表的なオンライン書店を網羅し、各オンライン書店の特徴、その利用方法、検索の仕方などを紹介する、オンライン書店利用者のための本格的ガイドブック。

*表記の定価は2001年12
月現在のものです。定価、仕様は予告なく変更する場合があります。