お小遣いをもらったり、買い物をしたり。あれも欲しい、これも欲しい、そんな気持ちとつきあうためには子どもだってお金の知識が必要です。
 子どもがお金の話をするのはお行儀のよくないこと、という風潮が日本にはありますが、今のままでは誰も正確な知識を伝えないままに、大人になってしまいます。
 欲しいものがお小遣いで買えないときどうすればよいかという身近なエピソードから、労働と賃金の関係、値段と価値について、お金では買えない物についてなど、お金にまつわる疑問や不思議をやさしく解説。「おはなし」「しらべてみよう」「やってみよう」の3ステップで、自分の力で考え、答えをみつける習慣が、楽しく無理なく身につきます。
 将来豊かな生活を送るために知っておいてほしい用語の解説は、大人が読んでも目から鱗が落ちる新鮮さ。
 オールカラーの豊富なイラストは、学校の総合学習の手引きとしても最適です。