ふだん着のミラノ案内
田中ちひろ  二三四五円
華麗なファッション、絢爛たるスカラ座のオペラ、斬新なデザインで世界の注目を集めるミラノ。一人の女性が、この街で暮らしはじめて5年。彼女を引きつけてやまない魅力とは。住宅事情、仕事、料理、恋愛、そして移民や南北の問題まで。華やかで刺激的なミラノの素顔と、したたかでエネルギッシュなミラノっ子の内面をいきいきと描きだす。

ミラノインテリア修業

杉本あり  一八九〇円
イタリア人のインテリアは、なんて素敵なんだろう。言葉でうまく説明はできないのだけれど、彼らはお金がなくても、家が狭くても、自分たちの住まいを小意気に心地よくしてしまうのだ。そんなイタリア流のインテリアのヒミツを知りたいと思って、語学留学をへてインテリア学校で学ぶ若き日本女性の、おしゃれでしかも一生懸命な留学記です。

幻のヴェネチア魚食堂 ──イタリア味見旅
貝谷郁子  一九三七円
ひとくちにイタリア料理といっても、イタリアでは各地方によって独特の食材や調理法がある。食べ物の話なら、いつ、どこ、だれとでも、すぐに仲良くなれる特技をいかし、レストランの厨房、一般家庭の台所、市場、ワイナリー、オリーブ畑などをのぞき込みながら、イタリア各地を味見して歩く、食紀行エッセー。簡単でおいしいレシピ付。

フィレンツェの台所から
渡辺怜子  一八三五円
イタリアはおいしい! パスタ。チーズ。ワイン。魚。肉。野菜、果物。──中世の面影を残す古都フィレンツェに住む料理研究家が、街の市場をめぐり、イタリア各地のさまざまな家庭の台所を訪ね、食べ物と人々が織りなす暮らしの姿を描きだす。料理という窓を通して、イタリア文化の歴史に触れる、新鮮な食紀行。12のレシピ添え。

オリーブを摘む夕暮れ
渡辺怜子  一八九〇円
古都フィレンツェは、トスカーナの沃野に抱かれている。市街地を一歩外に出れば、四季それぞれの自然が広がる。初夏には野草を、秋にはブドウやオリーブを摘みながら、人々の暮らしのなかに奥深くはいりこみ、豊かな食卓の風景を描きだす。イタリア料理研究家が綴った、芳醇なワインにも似たエッセイの名品。

イタリア式料理の知恵
アンジェロ・ペッレグリーニ 北代美和子訳  二六五〇円
おいしい料理をつくる秘訣とは──まちがいない基本知識、食べものへのつきない好奇心と想像力、そしてひとつまみのアイディア。それだけだ。料理の達人ペッレグリーニ先生が指南するシンプルにして豊かな食生活のためのイタリア式知恵と工夫。おすすめ料理のレシピを随所に織りこんだ実践的かつ味わい深い、究極の料理読本。

「とってもジュテーム」にご用心! ──ふだん着のフランス語

飛幡祐規 一八九〇円
ごちそうのようにおしゃべりを楽しむ人々の姿と、パリ暮らしで体験する不可思議なできごとを、ふだん着のことばを窓口にして綴る。恋愛における常識や、フランス人のメンタリティを表すユニークな表現を満載。フランス語の洪水のなかで暮らして25年、『ふだん着のパリ案内』の著者による、とびきり愉快できっと役立つ書き下ろしエッセイ。

「アミーゴ」とつき合う法 ──ふだん着のスペイン語
野々山真輝帆 一九九五円
スペインを知る鍵は、日常よく使われる言葉のなかにある。何気なく耳にした言葉を手がかりに、スペイン流人生の真骨頂を探りあてる、書き下ろしエッセイ51篇。カルチャーショックをテーマにした愉快な読み物として楽しむのも良し、スペイン語学習の副読本として役立てるのも良し。『スペイン辛口案内』の著者による楽しい本。

英語となかよくなれる本
高橋茅香子 一八九〇円
英字新聞『朝日ウイークリー』の編集長をつとめ、翻訳者でもある著者が、英語が苦手な大人に贈る親切な英語再入門ガイド。旅、ミステリー、料理、コミック、ゲーム……たくさんの雑誌や本を取り上げて、読む英語を身につける方法を紹介。基礎会話を学びなおすときの秘策、「聞く話す」英語になれる秘訣も。英語となかよくなりたい人必読。

英語で人生をひろげる本
高橋茅香子 一八九〇円
あの人はどうして英語ができるんだろう? そう思ったことはありませんか。単語やイディオムを暗記したり問題集を解いたり、自分だってやっているのになかなかもう一歩先へ進めない。そんな人におすすめ。できる人の秘密は実は毎日の生活の中にあったのです。些細な心がけからひろがる豊かな英語の世界を通して人生をひろげるヒントに満ちた本。


*表記の定価は2001年4
月現在のものです。定価、仕様は予告なく変更する場合があります。