まえがき

第一章 名前は晴子

一九九六年十二月十三日
命に別状はありません
新しい父は一人の夜を過ごす
リモート家族
人に知らせる
晴子
ホームページ開設
子供の未来
未熟児センターのガリバー
マゲコ参上
初めての家

第二章 診断──水頭症

忍びよる不安
再度の入院
水頭症
母、走る
海の向こうのメーリングリスト
医師を質問責めにしろ
今日のハルパン

第三章 メーリングリスト開設

晴子、満一歳になる
メーリングリストその後
誕生、日本のメーリングリスト
障害者手帳をゲットする
再び現れた人々
晴子の仲間たち
熱い男との出会い
満二歳を囲む人々

第四章 今春のハルパン

通園を始めてみると
アメリカの友人
水頭症ガイドブック公開
初めてのオフ会

妻を帽子とまちがえた男
日本水頭症協会準備室発足
四半世紀前の水頭症の子に出会う
晴子、三歳になる
生きる
「ぱどる」創刊
今春のハルパン

夫婦対談 母のものがたり

母は嘘を見抜いていた
最初の入院、手術の間
地域の施設や保健婦さんに言いたいこと
シャント手術への武装と解除
晴子との日常生活
発達の遅れ
バギーは子供用の車椅子です
メーリングリストから協会へ
肢体不自由児施設に通いはじめて
頑張らないことを頑張る
そして旅はつづく

あとがき