英語となかよくなれる本
高橋茅香子 一八九〇円
英字新聞『朝日ウイークリー』の編集長をつとめ、翻訳者でもある著者が、英語が苦手な大人に贈る親切な英語再入門ガイド。旅、ミステリー、料理、コミック、ゲーム……たくさんの雑誌や本を取り上げて、読む英語を身につける方法を紹介。基礎会話を学びなおすときの秘策、「聞く話す」英語になれる秘訣も。英語となかよくなりたい人必読。

黒人として女として作家として

クローディア・テイト編 高橋茅香子訳 二九四〇円
現代アメリカ社会を黒人として女として生きるとは? 人種差別と性差別の幾重にもたちふさがる壁をつきやぶる闘いをとおして、いまアメリカの黒人女性たちは、しなやかな力強さと世界を見通す確かな目を身につけた。アメリカ黒人女性の「いま」を描く話題作を発表してきた、14人の第一線の作家たちが語りあかす、「私の生き方・私の作品」

女から生まれる
アドリエンヌ・リッチ女性論 高橋茅香子訳 五〇四〇円
地球上の人間はすべて女から生まれる。そのことは女に何をもたらし、女から何を奪ったか。妊娠、出産、中絶、子育て、子をもつこともたないこと、母と息子、母と娘……。男中心の社会のなかで、産む性としての女がかかえこむあらゆる問題を検討し、「あたらしい古典」として、大きなインパクトをもって読みつがれる「母性論」の名著。

徹底活用「オンライン書店」の誘惑
津野海太郎編 一八九〇円
欲しい本が探せない! 手に入らない! そんな読者の声を背景に注目を集めるインターネットのオンライン書店。アマゾン・コム、紀伊國屋BOOK WEBなど、現在利用できる国内外の代表的なオンライン書店を網羅し、各オンライン書店の特徴、その利用方法、検索の仕方などを紹介する、オンライン書店利用者のための本格的ガイドブック。

徹底活用「オンライン読書」の挑戦
津野海太郎・二木麻里編 一八九〇円 
インターネットで電子テキストを公開しているサイトを網羅的に紹介する、オンライン読書のためのガイドブック。プロジェクト・グーテンベルク、青空文庫など大規模な総合ライブラリー、古典文学など専門分野に特化したライブラリー、現代作家たちが個人で運営しているサイトなど、インターネットで読める電子テキストの情報がこの一冊に集約。

「とってもジュテーム」にご用心! ──ふだん着のフランス語

飛幡祐規 一八九〇円
ごちそうのようにおしゃべりを楽しむ人々の姿と、パリ暮らしで体験する不可思議なできごとを、ふだん着のことばを窓口にして綴る。恋愛における常識や、フランス人のメンタリティを表すユニークな表現を満載。フランス語の洪水のなかで暮らして25年、『ふだん着のパリ案内』の著者による、とびきり愉快できっと役立つ書き下ろしエッセイ。

「アミーゴ」とつき合う法 ──ふだん着のスペイン語
野々山真輝帆 一九九五円
スペインを知る鍵は、日常よく使われる言葉のなかにある。何気なく耳にした言葉を手がかりに、スペイン流人生の真骨頂を探りあてる、書き下ろしエッセイ51篇。カルチャーショックをテーマにした愉快な読み物として楽しむのも良し、スペイン語学習の副読本として役立てるのも良し。『スペイン辛口案内』の著者による楽しい本。

「半分は表紙が目的だった」
──100冊のペーパーバックスにアメリカを読む
片岡義男 二五二〇円
アメリカのペーパーバックスは買いやすく、眺めて楽しい。10代の終わりから古本屋や新刊書店で買い続けたペーパーバックスは、段ボール箱で100個分になった。たとえば若きケネディが書いたベストセラーから『わんぱくデニス』まで、約50年前に刊行された100冊を選び出し、美しい写 真とエッセイで構成する片岡義男のアメリカン・グラフィティ。

ペーパーバック大全 ──USA1939-1959
ピート・スフリューデス 渡辺洋一訳 四九九五円
〈ポケット〉〈ペンギン〉〈ポピュラー〉〈バンタム〉──名だたるペーパーバックの出版史をたどり、ナイーブで大胆、荒唐無稽で芸術的な、たゆまぬ挑戦にみちたカバーイラストとデザインの変遷を跡づける。カラー図版110点、モノクロ図版180点を付す。「研究書の領域を越えて、20世紀に君臨したアメリカ文化の探検記の趣がある」(週刊文春評)

わたしのオックスフォード
川上あかね 一七八五円
11世紀以来の伝統を誇るオックスフォード大学に、17歳の日本人女性が正規の学生として入学した。徹底した個人指導にユニークな教授たち。ボートレースや舞踏会など華やかな伝統行事。貧乏学生の衣食住。大学町の散歩術。卒業までのカレッジライフのあれこれと学問に真摯に打ち込む人々の姿を生き生きと綴る、さわやかでみずみずしい青春の記。

*表記の定価は2000年12月現在のものです。定価、仕様は予告なく変更する場合があります。