はじめに──装幀が語るもの
1 原 弘──戦後モダニズムの集大成
2 吉岡 実・栃折久美子──出版社のカラーを引きだす力
3 粟津 潔──反近代の民俗性
4 杉浦康平──思想をはらむデザイン言語
5 和田 誠──等身大のエンターテインメント
6 平野甲賀──書き文字の存在感
7 田村義也──手づくりの重厚な触感
8 司 修──自己主張を抑えた美学
9 菊地信義──清潔で甘美な企て
10 戸田ツトム──DTP世界の先駆者
おわりに──装幀のゆくえ
あとがき
〈資料〉戦後の装幀家三〇人
主要参考文献