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おお、ついにこういう人も出てきたんだ、というわけで、AV男優の南佳也について。
といっても、ビデオ壊れたまんまで、長崎みなみ監督のビデオとかも観てないので、解説できるほど詳しいわけではないんだけど、でも、ビデオのパッケージ写真にちゃんと顔が出てるAV男優ということでは、画期的なんだろうなあ、と思うわけである。
トゥナイト2で、最近AV男優に美形が増えてきた、てな話をやってて、南佳也がからんでるところをちょっとだけ観たんだけど、彼の喘ぎ方は、なかなか良いと思ったのだ。
男の裸ってことでいえば、『バニラ・スカイ』って映画をみてて、トム・クルーズって今年の7月で40歳になるわけなんだけど、あれれ、なんか乳首の位置が少し垂れてるかなあって気がしたり、肌や筋肉の張りに微妙な緩み具合を感じたりして、けして若くはない身体なんだけど、でも、鑑賞に耐える腹筋や脇腹であるのはさすがだなと思ったのだ。そんなわけで、ペネロペ・クルスやキャメロン・ディアスの裸よりも、トムの裸の方が、妙に記憶に残った映画だった。
『バニラ・スカイ』では、トムはキャメロンと一晩に4回もやっちゃったってことになっているんだが、でもトムの裸を見てると、4回もやっちゃえるほどの絶倫っていうには、ちょっと無理があるよなあ、などと思ったりもした。
で、南佳也に話を戻すと、鑑賞に耐える男の喘ぎ方というのは、AVだけでなく映画なんかでも、もっと追求されるべきなのではないかと思うのだ。
男が喘ぐところが好きとか、逝くときの顔を見取るのが好き、といった女の人は、風俗嬢にも多いみたいだし、それは風俗嬢に限った特殊な趣味ということでは、おそらくないのだろう。
まあ、鑑賞に耐える喘ぎというのは、別に男優にかぎらず、女優においても、演技であるわけなのだが、でも、男でも、やっぱり気持ちのいいときは、我慢したり抑圧したりせずに、感じたままを声に出せるようになれば、それが鑑賞に耐えるかどうかは別にして、けっこう男本人にとっても、また相手にとっても、セックスの充実感という点では、豊かなものになるんではなかろうか。
AVの世界では、熟女ものブームというのがあるらしく、熟女が攻めで、若くて美形の男が受け、という設定のものが多いらしい。からみが絵になり、喘ぎ方が鑑賞に耐えるAV男優というのは、とりあえずは、そうした受けのキャラとしての需要であるようだ。
ただし、そうなると、やおいAVなるものが登場するのも時間の問題のような気がしてくる。たぶん、レディ・コミのコアな読者層と美形AV男優萌えの女性というのは、かなりだぶる気がするので、となれば、やおい系やボーイズ・ラブ系のAVというのも、女性における潜在的な需要がかなりあるのではないだろうか、と思うのである。
やおいということでいえば、テレビ東京で日曜日の夕方に『サイボーグ009』をやっているのだが、009の島村ジョーと002のジェットが大気圏を抱き合ったまま墜落していくシーンというのは、デビルマンのラストで飛鳥了が半身になった不動明に涙するシーンと同じくらい、やおいの定番ということになっているみたいなのだが、今回のテレビ東京のアニメについては、やおいな女性たちの間では、008のピュンマが、その憂いをおびた黒い眼差しがとってもセクシー、ということで、密かに人気を集めているらしい。
『サイボーグ009』は、物心ついてから、はじめて親に頼んで買ってもらったコミックとソノシートでもあり、バレリーナへの憧れは003(昔のアニメではジュディ・オングが声だったはずだ)から、虚無的な性格は004から、そして美形なやさ男趣味は009から、あまり意識していなかったところで大きく影響されていたようだ。でも、男の腹筋美を意識するきっかけは、「009」ではなく、竜の子プロの『ガッチャマン』だったのは、はっきり覚えている。
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